G検定とは?試験範囲と受験料・勉強時間をやさしく解説

G検定とは?試験範囲と受験料・勉強時間をやさしく解説

G検定の受験を検討する初心者
「G検定って、どんな試験?」
「受験料や勉強時間はどのくらい?」
「文系・初心者でも合格できる?」

そんな疑問を持つ、これからG検定を受験するあなたへ。

結論から言えば、
G検定は、ディープラーニングの基礎知識を幅広く問う「AIを理解するための入門資格」
プログラミングは出題されず、文系・非エンジニアのあなたでも狙えるレベルです。

この記事では、試験の基本情報・出題範囲・受験フロー・学習の進め方を、初心者向けにやさしくまとめて解説します。

 

1. G検定とは

1. G検定とは

あなたが最初に押さえておきたいのは、G検定は「作る人」ではなく「活かす人」のための資格だということです。

G検定は、一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する民間資格です。正式名称は「Deep Learning for GENERAL」。ディープラーニングを事業に活かす知識を持つ人材(ジェネラリスト)を認定する試験です。

 

イメージとしては、「AIの地図帳」のような位置づけ。AIの歴史・機械学習・ディープラーニング・法律や倫理まで、広く浅く全体像をつかむための試験です。

 

試験では数式やプログラミングのコードは問われません。「AIを正しく理解し、仕事で判断できる」基礎教養を確認する資格と考えて大丈夫です。隣接する入門資格として、生成AIパスポートとあわせて学ぶ方も増えています。

 

2. G検定の基本情報

2. G検定の基本情報

まずは、あなたが受験を判断する材料になる基本情報を、ひと目で確認できる形にまとめました。

主催 一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)
試験時間 オンライン 100分 / 会場 120分
問題数 多肢選択式・約160問(実施回で変動)
受験料 一般 13,200円 / 学生 5,500円(税込)
受験資格 制限なし(誰でも受験可)
開催頻度 オンライン 年6回 + 会場 年3回
合格率 高め(直近回でおおむね 70%前後。回ごとに変動)
公式URL https://www.jdla.org/certificate/general/

 

上の数字は、主催団体である JDLA の公式情報に準じた目安です。問題数や合格率は実施回によって変わるため、最新の値は念のためJDLA公式サイトでご確認ください。

合格率は回ごとに変動しますが、直近ではおおむね70%前後と高めです。例として2025年第5回は約76%でした(回ごとに変わる目安)。受験資格に制限はなく、学生から社会人まで誰でも挑戦できます。

 

学習の中心になるのが、JDLA 監修の公式テキストです。翔泳社『ディープラーニングG検定ジェネラリスト公式テキスト 第3版』(2024年5月刊・3,080円税込)が定番として広く使われています。

 

3. G検定の試験範囲

3. G検定の試験範囲

「結局どんなことが出るの?」と気になる、あなたへ。

G検定の出題範囲は、JDLA のシラバスで技術分野8項目 + 法律・倫理分野2項目に整理されています。「試験範囲は、学習の地図」のようなもの。まず全体像を眺めてから、項目ごとに進めると迷いません。

 

技術分野(8項目)
①人工知能とは ②人工知能をめぐる動向 ③機械学習の概要 ④ディープラーニングの概要 ⑤ディープラーニングの要素技術 ⑥ディープラーニングの応用例 ⑦AIの社会実装に向けて ⑧AIに必要な数理・統計知識

 

法律・倫理分野(2項目)
⑨AIに関する法律と契約 ⑩AI倫理・AIガバナンス

 

項目が多くて身構えるかもしれませんが、要素技術や応用例には、ふだんニュースで耳にする言葉も多く含まれます。各分野の頻出キーワードは、Stepio の解説記事でやさしく予習できます。

3-1. 要素技術・応用例(⑤⑥)でよく出る言葉

ディープラーニングの中心的な仕組みと、その応用例を問う項目です。生成AIの土台になる用語が並びます。

3-2. 社会実装・数理統計(⑦⑧)の押さえどころ

AIを実際に使うときの課題と、土台になる数理・統計の知識を問う項目です。

3-3. 法律・倫理(⑨⑩)でつまずかないために

文系の方が得点源にしやすいのが、この法律・倫理分野です。AIと知的財産・個人情報の関係を押さえておきましょう。

 

範囲別の問題演習ページは順次公開していきます。まずは上の解説記事で、頻出キーワードのイメージをつかんでおくと安心です。最新の出題範囲はJDLAのシラバス改訂のお知らせでも確認できます。

 

4. 受験フロー

4. 受験フロー

あなたが申込から合否確認までをイメージできるように、受験の流れを4ステップで整理します。

 

STEP 1: 公式サイトで申込

JDLA の公式サイト(https://www.jdla.org/certificate/general/)から申込みます。受験料は一般 13,200円 / 学生 5,500円(税込)。開催はオンライン年6回・会場年3回が目安です。

STEP 2: 試験を受ける

試験時間はオンライン100分・会場120分。多肢選択式で約160問を解きます(問題数は実施回で変動)。1問あたりにかけられる時間が短いため、用語の意味を素早く判断できる状態にしておくのがコツです。

STEP 3: 合否結果

合否は後日メール等で通知されます。合格基準点は非公開で、回ごとに調整される方式です。直近の合格率はおおむね70%前後ですが、これも回によって変わります。

STEP 4: 合格者向けの特典

合格すると、合格証やオープンバッジ(デジタル認定)を受け取れます。SNS や職務経歴書に添えて、AIの基礎理解をアピールできます。

 

申込期間・受験方式・最新の問題数は実施回ごとに異なります。詳細は受験前にJDLA公式サイトでご確認ください。

 

5. 学習の進め方と目安

5. 学習の進め方と目安

ここからが、あなたが一番気になる「どう勉強すれば受かるか」の話です。

学習時間の目安は、30〜50時間ほどが一般的とされています。ただしこれはあくまで目安で、あなたのIT・AIの予備知識によって大きく変わります。

 

「学習は、地図を1枚ずつ広げていく作業」のようなもの。範囲は広く見えても、3つのステップで順に進めれば、無理なく全体をカバーできます。

 

STEP 1: 公式テキストで全体像をつかむ — まずは公式テキストを通読し、AIの歴史・機械学習・ディープラーニングの流れを把握します。
STEP 2: 頻出キーワードを解説記事で補強 — つまずいた用語を Stepio の解説記事で1つずつ理解します(例: LLMTransformerRAGAIエージェント)。
STEP 3: 法律・倫理と数理で得点を固める知的財産著作権統計の基礎など、暗記で取りやすい分野を仕上げます。

 

ペース配分は、自分の生活に合わせて選べます。

  1. 1日30分 × 1〜2ヶ月(朝活や夜活で積み上げる)
  2. 週末まとめて2〜3時間 × 4〜6週間(平日が忙しい方向け)
  3. 通勤・スキマ時間で用語を毎日少しずつ確認する

 

注意点が2つあります。
・学習時間は予備知識で大きく変わるため、上の目安はあくまで参考に。
・問題数・合格率・開催日程は実施回で変わるので、申込前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

 

まとめ: 今日からできる、最初の一歩

まとめ: 今日からできる、最初の一歩

最後に、この記事のポイントを3つだけ振り返ります。

  1. G検定は、JDLA主催・約160問のディープラーニング入門資格。プログラミングは出ない
  2. 受験料は一般13,200円・学生5,500円、合格率はおおむね70%前後(回ごとに変動)
  3. 出題は技術8項目+法律倫理2項目。学習は「全体像 → 用語補強 → 法律で固める」で迷わない

 

今日からできる、最初の一歩はとてもシンプルです。

1. JDLA公式サイトを開いて試験概要を確認する(30秒)
2. 頻出キーワードの1本目 LLMとは を読む(5分)
3. 学習スケジュールを手帳にメモする(3分)

 

たった9分で、あなたのG検定対策は動き出します。

範囲は広く見えても、1つずつ地図を広げれば大丈夫。あなたのペースで、ゆっくり始めていきましょう。