「どの領域が何%くらい出るの?」
「古い対策情報を見てないか不安…」
そんな悩みを抱える、これから AZ-900 を受けるあなたへ。
結論から言えば、
AZ-900 の出題は3領域に分かれ、配点が最大なのは「アーキテクチャとサービス(35〜40%)」です
範囲は定期的に見直されるので、古い情報のまま対策すると傾向とずれてしまいます。
この記事では、3領域それぞれで問われることと配点の目安を、公式の最新範囲(2026年1月14日時点)に沿ってやさしく解説します。配点から逆算した時間配分の考え方まで紹介します。
1. AZ-900の出題3領域と配点の目安

まず全体像から。AZ-900 の出題は、公式の「評価されるスキル」で大きく3つの領域に分かれています。配点の目安は次の表のとおりです。
| 出題領域 | 配点の目安 |
|---|---|
| クラウドの概念 | 25〜30% |
| Azureのアーキテクチャとサービス | 35〜40%(最大) |
| Azureの管理とガバナンス | 30〜35% |
この配点は、Microsoft Learn 公式の学習ガイドに「2026年1月14日時点で測定されたスキル」として公開されている値です。アーキテクチャとサービスが最大の配点で、次いで管理とガバナンス、クラウドの概念という並びになっています。
なお合格に必要なスコアは700です(公式の試験スコア情報による)。3領域の合計で判定されるので、どこか1領域を捨てる戦い方は向きません。あなたはまず全体像をつかむところから始めましょう。
2. 各領域で問われること

配点が分かったら、次は中身です。あなたが効率よく進めるために、3領域それぞれで何が問われるかを順に見ていきましょう。深い構築知識ではなく、用語と役割の理解が中心になります。
2-1. クラウドの概念(25〜30%)
クラウドの基本的な考え方を問う領域です。クラウドコンピューティングの定義、共同責任モデル、パブリック・プライベート・ハイブリッドといったクラウドモデル、従量課金の料金モデルなどが対象です。全体像は クラウドコンピューティングとは(初心者向けの基礎) でつかめます。また IaaS・PaaS・SaaS の違いとそれぞれのユースケースもよく問われるので、IaaS・PaaS・SaaSの違い を押さえておくと安心です。
2-2. Azureのアーキテクチャとサービス(35〜40%・最大)
配点が最大の中核領域です。リージョンや可用性ゾーンといった場所の考え方から、仮想マシン・仮想ネットワーク・ストレージといった代表的なサービス、さらに ID とセキュリティまで幅広く問われます。場所の考え方は Azureのリージョンと可用性ゾーンとは で、計算する代表サービスは Azure 仮想マシン(VM)とは、つなぐサービスは Azure 仮想ネットワーク(VNet)とは で確認できます。「この用途にはこのサービス」という対応を結びつけるのが得点のコツです。
2-3. Azureの管理とガバナンス(30〜35%)
Azure を整理して安全に・無駄なく使うための仕組みを問う領域です。リソースをまとめる単位、ルールを効かせる仕組み、コストを見張る機能などが対象になります。リソースの整理単位は Azure リソースグループとは、ガバナンスの中心となるのが Azure Policy とは、お金まわりは Azure コスト管理とは でつかめます。配点も大きめなので、用語の役割を取りこぼさないことが大切です。
3. 配点から考える時間配分と最新情報の注意

範囲が分かったら、限られた時間をどう割り振るかです。配点はアーキテクチャとサービス(35〜40%)、管理とガバナンス(30〜35%)、クラウドの概念(25〜30%)の順。合理的なのは、配点の大きい2領域に重心を置くことです。
ただし配点が小さいクラウドの概念も捨てられません。合格点は3領域の合計で決まるので、取りこぼしを作らないのが前提。大きい2領域を厚めに、概念はまんべんなく——この配分が目安です。
もう一つ大切なのが情報の鮮度です。AZ-900 の範囲は定期的に見直され、最新版は2026年1月14日時点のもの。少し前の対策記事や古い問題集のままだと、いまの傾向とずれることがあります。あなたが対策を始める前に、範囲や配点は公式で最新を確認しておくと安心です。
なお「何時間で受かるか」「どの順で勉強するか」といった手順は、別記事で詳しくまとめています。範囲を押さえたら、AZ-900の勉強法(未経験から最短で受かる手順) で学習時間の目安とステップを確認すると、この配点をそのまま学習計画に落とし込めます。
4. 範囲を押さえたら演習で確かめる

範囲と配点を頭に入れたら、最後は解いて確かめる番です。読むだけでは定着しにくいので、領域ごとに「読む → 解く」を往復しましょう。Stepio には登録不要・無料・解説つきのクイズが領域別にそろっています。
領域別を解いたら、本番形式でまとめて力試しを。間違えた問題は対応する解説記事に戻って読み直す——この行き来が、あなたの弱点を埋めてくれます。本番の感覚をつかむなら AZ-900 総合模試 で全領域を解いてみましょう。
まとめ: 今日からできる、最初の一歩

最後に、AZ-900 の出題範囲を3つだけ振り返ります。
- 出題は3領域。配点はアーキテクチャとサービスが35〜40%で最大
- 各領域は「用語と役割」が中心。深い構築知識は問われにくい
- 配点の大きい2領域に重心を置きつつ、概念も取りこぼさない
今日からできる、最初の一歩はとてもシンプルです。
2. クラウドコンピューティングとは を読んで土台をつかむ(5分)
3. クラウドの概念のクイズ を 1 問だけ解いてみる(3分)
たった10分ほどで、あなたの AZ-900 対策は動き出します。
次のステップ
試験そのものの全体像を先に押さえたいあなたは、まず入門ガイドから読むと安心です。受験料や申し込み方法、出題3領域の概要までを俯瞰できます。
→ AZ-900(Azure Fundamentals)とは|試験範囲・受験料・申込 で試験の全体像を俯瞰する。
範囲が分かったら、それを学習計画に落とし込みましょう。何時間で・どの順で進めるかは勉強法の記事が詳しいです。
→ AZ-900の勉強法|未経験から最短で受かる手順 で時間配分と学習ステップを確認する。
完璧に仕上げてから動くより、まず1問だけ解いてみる。それが、いちばん速い始め方です。自分のペースで、ゆっくり進めて大丈夫です。
運営者について: Stepio は、IT 資格の学習を支援するメディアです。記事は当社の在籍エンジニア(SE歴15年以上のベテランSE)が、初学者の学習設計を支援してきた経験をもとに執筆しています。