Azure 問題集|過去問題

AZ-900 クラウドの概念 問題集|過去問題形式で8問

Microsoft Azure Fundamentals(AZ-900)「クラウドの概念」の練習問題8問です。クラウドのメリット(従量課金・スケーラビリティ・俊敏性・高可用性)・責任共有モデル・クラウドサービスモデル(IaaS/PaaS/SaaS)・クラウドの種類(パブリック/プライベート/ハイブリッド)などの理解度を確認できます。解けなかった問題は、各問の解説末尾のリンクから対応する解説記事に進んでください。

 

Q1. クラウドコンピューティングの「従量課金(消費ベース課金)」の説明として、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「C」です。

クラウドの大きなメリットが従量課金(消費ベース課金)です。使ったリソースの量に応じて料金を支払い、使わなければ費用がかからないため、最初に大きな設備投資をしなくて済みます。電気や水道のように、使った分だけ料金を払う仕組みに近いイメージです。

A は利用量に関係ない固定料金、B は機材を資産として持つオンプレミスの考え方、D は料金を変えられない契約の説明で、いずれも従量課金とは異なります。

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Q2. クラウド導入で「固定費(CapEx)から変動費(OpEx)へ」変わるとは、どういう意味として適切ですか?

回答

解説

正解は「A」です。

オンプレミスでは、サーバーなどの設備をまとめて先に購入する固定費(CapEx・設備投資)が必要でした。クラウドでは、使った分だけ支払う変動費(OpEx・運用コスト)に切り替わります。大きな初期投資を抑えられ、需要に合わせて支出を調整しやすくなるのがメリットです。

B は支払いが一定になる固定料金の説明、C は無料という誤り、D は設備を資産として持つオンプレミス側の説明で、いずれも変動費化とは異なります。

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Q3. クラウドの「スケーラビリティ(拡張性)」を活かせる場面として、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「D」です。

スケーラビリティ(拡張性)は、需要に合わせてリソースの量を柔軟に増やしたり減らしたりできる性質です。アクセスが急増したら台数を増やし、落ち着いたら減らせるため、無駄なコストを抑えながら必要な性能を保てます。混雑に合わせてレジを開け閉めするお店のような考え方です。

A と B は量を固定する考え方で拡張性を活かせず、C は機材調達に時間がかかるオンプレミスの弱点で、必要なときにすぐ増やせるクラウドの俊敏性とは逆です。

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Q4. クラウドの「高可用性」を高めるための考え方として、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「B」です。

高可用性は、サービスを止めずに動かし続けられる性質です。システムを複数の場所に分けて配置(冗長化)しておくと、片方に障害が起きても、もう片方で動かし続けられます。災害に備えて拠点を分散しておくイメージに近いです。

A と D は1か所に集中させる考え方で、そこが止まると全体が止まるため高可用性を下げます。C は手作業の復旧を待つ間サービスが止まるため、高可用性の考え方とは逆です。

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Q5. クラウドサービスのうち「IaaS」にあたるものとして、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「A」です。

IaaS(Infrastructure as a Service)は、仮想サーバーやストレージなどのインフラ部品を借りて、利用者が自分で組み合わせて構成するサービスです。土台を借りて自由に組み立てられる反面、設定や管理の範囲は利用者側に多く残ります。

B は完成済みアプリを使うSaaS、C はアプリの実行環境を借りるPaaSの説明です。D はクラウドではなくオンプレミスの形態で、いずれもIaaSとは異なります。

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Q6. クラウドサービスのうち「PaaS」にあたるものとして、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「C」です。

PaaS(Platform as a Service)は、アプリを開発・実行するための土台(実行環境)が用意されたサービスです。サーバーやOSの管理を気にせず、利用者は開発そのものに集中できます。料理でいえば、下ごしらえ済みの食材とキッチンが用意されている状態に近いです。

A は完成済みアプリを使うSaaS、D はインフラ部品を借りるIaaSの説明です。B はクラウドではないオンプレミスの形態で、いずれもPaaSとは異なります。

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Q7. パブリッククラウドとプライベートクラウド(自社環境)を組み合わせて使う形態を指す言葉として、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「D」です。

ハイブリッドクラウドは、Azureのようなパブリッククラウドと、自社で持つプライベートクラウド(社内環境)を組み合わせて使う形態です。重要なデータは社内に残しつつ、急な負荷増にはパブリッククラウドを使うなど、両方の長所を活かせます。

A は何もかもをクラウドだけで動かす考え方、B はインターネットを使わない閉じた環境、C は1社専有のプライベートクラウドそのもので、いずれも両者を組み合わせるハイブリッドクラウドとは異なります。

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Q8. クラウドの「責任共有モデル」の説明として、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「B」です。

責任共有モデルは、クラウド事業者と利用者が、それぞれの担当範囲に応じてセキュリティの責任を分担する考え方です。たとえばデータセンターの物理的な安全は事業者が、自分が置いたデータやアクセス権の管理は利用者が担当します。賃貸住宅で、建物の管理は大家、部屋の施錠は入居者が担うイメージに近いです。

A と C は責任を一方だけに寄せた説明で、分担という考え方とは異なります。D は利用者どうしの監視という誤った説明です。AWS の同じ概念とあわせて読むと理解が深まります。

責任共有モデルとは(AWS版・概念は共通/詳しい解説)を見る

 

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