ITパスポート 経営戦略分野「SWOT・PEST・PPM・3C・マーケティングミックス・コーポレートガバナンス・KGI/KPI・経営組織」の練習問題8問です。解けなかった問題は、各問の解説末尾のリンクから対応する解説記事に進んでください。
Q1. 経営戦略を立てる際に用いる分析手法に関する説明として、もっとも適切なものはどれですか?
回答
解説
正解は「D」です。
SWOT 分析 は、強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat) の4つの観点で、内部環境と外部環境を整理する手法です。PEST 分析 は、政治・経済・社会・技術 という外部環境の大きな流れを分析します。自社と周囲を俯瞰して戦略の土台を作る道具と言えます。
A は会計手法、B は人事手法、C は製造工程の効率化と取り違えており、いずれも本問の答えではありません。
Q2. 「SWOT 分析」と「PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)」の使い分けとして、もっとも適切なものはどれですか?
回答
解説
正解は「A」です。
SWOT 分析 は、自社の 強み・弱みと、外部の機会・脅威 を整理して戦略の方向性を考えるのに向いています。PPM は、市場成長率と市場占有率の2軸で 複数の事業や製品を位置づけ、どこに資源を配分するかを検討する手法です。現状把握に SWOT、資源配分の判断に PPM、と役割が分かれます。
B は勤怠記録、C は価格表・組織図と取り違えており、いずれも本問の答えではありません。
Q3. マーケティングで用いる「3C 分析」の3つの C の組み合わせとして、もっとも適切なものはどれですか?
回答
解説
正解は「C」です。
3C 分析 は、顧客(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company) の3つの視点から市場環境を整理する手法です。誰に売るのか(顧客)、相手は誰か(競合)、自分には何ができるか(自社)を見比べることで、勝てる立ち位置 を考えやすくなります。マーケティング戦略の出発点としてよく使われます。
A・B はいずれも 3C の正しい構成ではなく、本問の答えではありません。
Q4. マーケティングミックス「4P」の組み合わせとして、もっとも適切なものはどれですか?
回答
解説
正解は「B」です。
マーケティングミックス(4P) は、製品(Product)・価格(Price)・流通(Place)・販売促進(Promotion) の4つの要素を組み合わせて、どう売るかを設計する考え方です。何を・いくらで・どこで・どう知らせて売るか、を一体で考えることで、ちぐはぐのない販売戦略を立てられます。
A は PDCA サイクル、C・D は 4P と無関係な語をあてた説明で、いずれも本問の答えではありません。
Q5. 「コーポレートガバナンス(企業統治)」の目的として、もっとも適切なものはどれですか?
回答
解説
正解は「A」です。
コーポレートガバナンス は、企業の 経営が健全かつ透明に行われるよう監視・統制する 仕組みです。経営者が暴走したり不正をしたりしないよう、社外取締役や監査役などがチェックし、株主をはじめとする利害関係者の利益を守る ことを目的とします。会社という船が正しい方向へ進むよう見張る仕組みと言えます。
B は生産管理、C は経費削減の話で、いずれもコーポレートガバナンスの目的ではありません。
Q6. 経営管理で使う「KGI」と「KPI」の関係として、もっとも適切なものはどれですか?
回答
解説
正解は「D」です。
KGI(重要目標達成指標) は、最終的に達成したいゴール を数値で表した指標です。KPI(重要業績評価指標) は、その KGI に向けて 途中の進み具合を測る中間指標 です。ゴールが KGI、そこへ向かう道中の通過点が KPI、と整理すると関係がつかめます。これらを俯瞰して管理する手法に バランススコアカード(BSC) があります。
A は座席管理、B は技術指標、C は両者を同一視する点が誤りで、いずれも本問の答えではありません。
Q7. PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)で「金のなる木」に分類される事業の特徴として、もっとも適切なものはどれですか?
回答
解説
正解は「B」です。
PPM は、市場成長率 と 市場占有率 の2軸で事業を4つに分類します。金のなる木 は、市場成長率は低いが占有率が高く、追加投資が少なくても 安定した収益を生む 事業です。ここで得た資金を、成長が見込める事業に回すのが基本的な考え方になります。
A は「花形」、C は「問題児」、D は「負け犬」と呼ばれる分類で、いずれも金のなる木ではありません。
Q8. 製品やサービスごとに部門を分け、それぞれが利益責任を持つ経営組織の形態として、もっとも適切なものはどれですか?
回答
解説
正解は「C」です。
事業部制組織 は、製品・地域・顧客などの単位で部門(事業部)を分け、各事業部が自らの 利益に責任を持って 動く形態です。意思決定が現場に近く、市場の変化に素早く対応しやすいのが特徴です。一方、仕事の機能ごとに分けるのが職能別組織で、観点が異なります。
A は上下関係のない形態の説明、B は職能別組織の説明で、本問が問う事業部制組織とは異なります。
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