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AWSのリージョンとAZとは?違いをやさしく解説

AWS のリージョンとAZの違いを考えるビジネスパーソン
「リージョンとAZって、何が違うの?」
「どのリージョンを選べばいいの?」
「複数AZに分けると、何がうれしいの?」

そんな疑問を抱える、AWSを学び始めたあなたへ。

結論から言えば、
リージョンは世界各地の拠点群、AZはその中の分かれたデータセンター群です
と説明されるのが一般的です。

 

「リージョン」とは世界各地に置かれた地理的に離れた拠点のまとまり、「アベイラビリティゾーン(AZ)」とは1つのリージョン内で物理的に分けられたデータセンターのまとまりのこと、とされています。

 

この記事では、リージョンとAZの関係、複数AZで可用性を高める考え方、エッジロケーション、そしてリージョンを選ぶときの観点を、初心者のあなた向けにやさしくまとめました。AWSクラウドプラクティショナーのクラウドの概念対策にも役立ちます。

 

1. リージョンとは

世界各地に置かれたAWSの拠点のイメージ

あなたが「リージョン」という言葉に出会ったとき、まず押さえたいのは世界各地に置かれた、地理的に離れた拠点のまとまりという基本定義です。

 

AWSは、東京・大阪・北米・欧州など、世界のさまざまな地域にデータセンター群を持っているとされています。この地域ごとのまとまりが、リージョンです。利用者は、自分のサービスをどのリージョンで動かすかを選べます。

 

ここでイメージしてほしいのが、全国にあるチェーン店です。地域ごとにお店が置かれていて、近い店舗を選べますよね。リージョンも地域ごとに用意された拠点を選んで使う点が、これに近いと言われています。

 

リージョンの要点は、「世界の地域ごとに拠点が分かれている」発想にあるとされています。利用者に近い地域を選べば、通信の待ち時間を抑えやすくなります。

 

→ そもそも「クラウド」自体の基礎を押さえたい時は、クラウドコンピューティングとは で前提を掴めます。

 

2. アベイラビリティゾーン(AZ)とは

1リージョン内で分かれたデータセンター群のイメージ

あなたが次に押さえたいのがアベイラビリティゾーン、略してAZです。リージョンとセットで理解すると、すっきり整理できます。

 

AZとは、1つのリージョンの中にある、物理的に分けられた1つ以上のデータセンターのまとまりのこととされています。1つのリージョンは、複数のAZで構成されているのが一般的です。

 

AZ同士は、近すぎず離れすぎない距離に置かれているとされています。物理的に分かれているため、片方のAZで何かトラブルが起きても、もう片方は動き続けられる、という考え方です。

 

ここでイメージしてほしいのが、同じ街にある別々の建物です。1つの建物が停電しても、離れたもう1つの建物は動き続けられますよね。AZも分かれて置かれることで、片方の不調に巻き込まれにくい点が、これに近いと言われています。

 

つまり、リージョンという大きな地域のまとまりの中に、AZという分かれた拠点が複数ある、という入れ子の関係になります。

 

3. 複数AZで可用性を高める考え方とエッジロケーション

複数のAZに分散して安定性を高めるイメージ

あなたがこの章で押さえたいのは、複数のAZに分けて置くと、止まりにくくなるという考え方です。

 

サービスを1つのAZだけに置くと、そのAZにトラブルが起きたとき全体が止まってしまう恐れがあります。そこで、同じサービスを複数のAZに分散して置く方法がよく使われます。こうしておけば、1つのAZが止まっても、別のAZが動き続けられるという考え方です。

 

この「止まりにくさ」を、可用性(システムが使い続けられる度合い)と呼びます。複数AZへの分散は、可用性を高める基本的な工夫の一つとされています。

 

あなたが覚えておきたいもう一つの言葉がエッジロケーションです。エッジロケーションとは、利用者により近い場所に置かれた配信用の拠点のこととされています。

 

別の観点として、エッジロケーションはコンテンツを近くから届ける役割を担います。画像や動画などを利用者に近い拠点から配信することで、待ち時間を抑える低遅延の配信(CDN)に使われるとされています。リージョンやAZより数が多く、より細かく各地に置かれているのが特徴です。

 

→ クラウドの提供形態の全体像も押さえたい時は、SaaS・PaaS・IaaSとは で続きを掴めます。

 

4. リージョンを選ぶときの観点

リージョンを選ぶ4つの観点を考えるイメージ

あなたが実際にサービスを動かすとき、どのリージョンを選ぶかは意外と大切な判断になります。主に次の観点で考えると整理しやすいとされています。

 

観点 考えるポイント
遅延 利用者に近いリージョンほど、通信の待ち時間を抑えやすい
法令・データの所在地 データを置く国や地域の決まりに合わせる必要がある場合がある
料金 同じサービスでもリージョンによって料金が異なることがある
サービスの提供状況 使いたいサービスが、そのリージョンで提供されているか

 

たとえば、日本の利用者向けなら近い日本国内のリージョンを選ぶと、待ち時間を抑えやすくなります。一方で、扱うデータに地域の決まりがある場合は、料金よりもデータの所在地を優先することもあります。

 

リージョン選びに唯一の正解はないとされています。遅延・法令・料金・提供状況の4つを並べて、自分の目的にいちばん合うものを選ぶ、と覚えておくと迷いにくくなります。

 

5. まとめ: 今日からできる、最初の一歩

今日からの一歩を示すイメージ

ここまで読んだあなたは、リージョンとAZの輪郭をしっかり押さえられたはずです。要点を3つに整理します。

 

  1. リージョン = 世界各地の地理的に離れた拠点群、AZ = その中の分かれたデータセンター群
  2. 複数AZに分散すると、片方が止まっても動き続けやすく可用性が高まる
  3. リージョン選びは遅延・法令・料金・提供状況の4観点で考える

 

リージョンとAZは、AWSクラウドプラクティショナーのクラウドの概念領域の中核テーマの一つです。AWS全体の土台となる考え方なので、ここを押さえると他のサービスの理解も進めやすくなります。

 

あなたが今日からできる、最初の一歩を3つ用意しました。

 

  1. 用語整理: 「リージョン」「AZ」「エッジロケーション」を1行メモにまとめる(3分)
  2. 関連記事: クラウドコンピューティングに進み、土台の考え方を押さえる(5分)
  3. 力試し: クラウドの概念分野の問題を1問解いて、理解度を確認する(2分)

 

たった10分で、リージョンとAZは輪郭のある概念に変わります。完璧に覚えてから動くより、まず関連記事を1本読んでみる。それが、あなたにとっていちばん速い学び方です。

 

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