AWS 問題集|過去問題

AWS CLF 請求・料金・サポート 問題集|過去問題形式で9問

AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF-C02)「請求・料金・サポート」の練習問題9問です。料金モデル(従量課金・リザーブドインスタンス・スポット・Savings Plans)・無料利用枠・コスト管理ツール・サポートプラン・TCO・一括請求・Trusted Advisor などを確認できます。解けなかった問題は、各問の解説末尾のリンクから対応する解説記事に進んでください。

 

Q1. AWS の基本的な料金の考え方「従量課金(Pay-as-you-go)」の説明として、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「C」です。

AWS の基本は従量課金(Pay-as-you-go)で、使ったコンピューティングやストレージなどの分だけ料金を支払います。電気や水道のように、使った量に応じて請求される仕組みです。長期の契約や初期の大きな投資がいらないため、必要なときに必要なだけ使い、不要になれば止めて費用を抑えられます。

A の定額制、B の一括前払いで永久に無料、D の年間総額の前払いは、いずれも従量課金の説明とは異なります。

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Q2. 一定期間(1年または3年)の利用を約束する代わりに、料金が割引される EC2 の購入オプションはどれですか?

回答

解説

正解は「A」です。

リザーブドインスタンス(Reserved Instances)は、1年または3年といった一定期間の利用をあらかじめ約束する代わりに、その都度払いのオンデマンド料金より大きく割引される購入方法です。長く使い続けることが分かっているサーバーに向いています。回数券をまとめ買いして1回あたりを安くするイメージに近い仕組みです。

B のオンデマンドは割引なしのその都度払い、C の無料利用枠は新規利用者向けの無料枠、D のスポットは余った容量を安く使う仕組みで、期間の約束による割引とは異なります。

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Q3. AWS の余っている計算リソースを安く使える代わりに、AWS 側の都合で中断されることがある購入オプションはどれですか?

回答

解説

正解は「D」です。

スポットインスタンス(Spot Instances)は、AWS で使われていない余った計算リソースを、オンデマンドよりかなり安く使える購入オプションです。その代わり、AWS 側でその容量が必要になると中断されることがあります。中断されてもやり直せる処理(バッチ処理や一時的な計算など)に向いています。空席を割安で利用する仕組みに近く、その分とちゅうで席を譲る可能性があります。

A のリザーブドは期間約束による割引、B のオンデマンドは割引なしのその都度払い、C の Savings Plans は利用量を約束して割引を受ける仕組みで、いずれも「中断され得る余剰リソースの割安利用」ではありません。

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Q4. これから AWS を学び始める人が、一定の範囲内で対象サービスを無料で試せる仕組みはどれですか?

回答

解説

正解は「B」です。

無料利用枠(AWS Free Tier)は、対象のサービスを一定の範囲内で無料で試せる仕組みです。利用開始から12か月間無料のもの、ずっと一定量まで無料のもの、期間限定のお試しなど、いくつかのタイプがあります。学習や検証のはじめの一歩として使われますが、無料の範囲を超えると料金がかかる点には注意が必要です。

A の Cost Explorer はコストの分析、C の Trusted Advisor は改善点の助言、D の Organizations は複数アカウントの管理のためのもので、無料でサービスを試す枠ではありません。

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Q5. 過去から現在までの AWS の利用料金を、サービス別や期間別に可視化・分析できるツールはどれですか?

回答

解説

正解は「C」です。

AWS Cost Explorerは、これまでにかかった料金を、サービス別・期間別などにグラフや表で可視化し、傾向を分析できるツールです。「どのサービスにいくらかかっているか」を見える化することで、ムダの発見やコスト削減の検討に役立ちます。一方で、あらかじめ予算を決めて超過しそうなときに知らせてくれるのはAWS Budgetsで、役割が分かれています。

A の Budgets は予算超過の通知、B の CloudWatch はシステムの監視、D の Lambda はコード実行のサービスで、利用料金そのものを分析するツールではありません。

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Q6. AWS の費用を比べるときに使われる「TCO(総所有コスト)」の考え方として、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「A」です。

TCO(Total Cost of Ownership・総所有コスト)は、機器の購入費といった目に見える費用だけでなく、電気代・設置する場所・運用や保守にかかる人件費など、所有して使い続けるためにかかる費用をまとめて合わせて比べる考え方です。自社で設備を持つ場合とクラウドを使う場合の費用を公平に比較するときに使われます。

B の本体価格だけ、C の通信量だけ、D の利用者数だけでは、所有にかかる費用の全体をとらえられないため、TCO の考え方とは異なります。

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Q7. 複数の AWS アカウントをまとめて管理し、請求も1つにまとめられる(一括請求)仕組みを提供するサービスはどれですか?

回答

解説

正解は「D」です。

AWS Organizationsは、複数の AWS アカウントを1つにまとめて管理できるサービスです。請求をまとめる一括請求(コンソリデーテッドビリング)により、複数アカウントの料金を合算して支払えるほか、利用量がまとまることでボリューム割引が受けやすくなる利点もあります。部署ごとにアカウントを分けつつ、支払いは会社で1つにまとめる、といった使い方ができます。

A の Cost Explorer は費用の分析、B の Trusted Advisor は改善点の助言、C の VPC は仮想ネットワークで、複数アカウントの一括管理・一括請求を行うものではありません。

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Q8. コスト最適化・セキュリティ・耐障害性などの観点から、AWS 環境の改善点を自動でチェックして助言するサービスはどれですか?

回答

解説

正解は「B」です。

AWS Trusted Advisorは、利用中の AWS 環境を自動でチェックし、コスト最適化・セキュリティ・耐障害性・パフォーマンス・サービス上限などの観点から改善点を助言してくれるサービスです。健康診断のように現状を点検し、「ここを直すと安全・割安になります」と教えてくれます。確認できるチェック項目の範囲は、契約しているサポートプランによって変わります。

A の Budgets は予算管理、C の S3 はストレージ、D の Lambda はコード実行のサービスで、いずれも環境全体の改善点を助言するものではありません。

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Q9. AWS のサポートプラン(Basic・Developer・Business・Enterprise)の違いについて、もっとも適切なものはどれですか?

回答

解説

正解は「A」です。

AWS のサポートプランは、無料のBasicがどの利用者にも含まれ、その上に有料のDeveloperBusinessEnterpriseが用意されています。上位のプランほど、技術的な問い合わせができる範囲や応答の手厚さ、Trusted Advisor で確認できる項目などが広がります。必要なサポートの手厚さに合わせて、利用者が選べる仕組みです。

B はプランごとに内容が異なるため誤り、C は無料なのは Basic である点が逆、D は利用者がプランを選べる点で誤りです。

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